ボードデビュー

いままで頑(かたく)なに(?)周りからのスノーボードの誘いを断ってきたのですが、遂にスノーボードデビューをしてしまいました。
今までのスキー経験3回*1で、もう二度とスキーはやらないと心に誓い、雪国の大学に行っていたのにもかかわらず、結局4年間ボードに行くことはなかった。友達なんか夏もボードのことばっか考えてたけどね。*2
俺がスキー、ボードをやらない理由は…足首が曲がらないから。いや、動きが制限されるのがどうもダメなんだよね。まぁ、本当の一番の理由は金がかかるからなんだけど。
そんな俺に「ど〜しても!お前にボードをやらせてみたい!」という友人の熱い口説きに負けまして*3今日のデビューとなりました。
昼前に5人で集合して連れて行かれたのは沼尻スキー場。天気は良好。でもちょっと風が強い。*4スキー場に向かう道は地吹雪で全然前が見えなかった…。スキー場は平気だったんだけど。
板とブーツはその友達が貸してくれて、ウェアー一式は妹がとある筋から手配してくれまして、本日のデビュー費用はリフト代3,000yenのみ。すばらしい。(この辺もデビューのポイントに大きく貢献)それにしてもブーツを履いた足の圧迫感はやっぱり嫌だな…。まぁ、慣れるしかあるまい。
友達のボード指導でまずは「スケーティング」から。むぅ、なかなか難しい。


友達「おぉ、上手いな!やっぱ俺が思ってた通りスジいいよ!」


俺「え?そ、そう?…(照れ)」


友達「そんだけ出来れば大丈夫!じゃ、リフト行こうか!」


そうきたかい。でも、ブレーキはある程度の傾斜がないと逆にできないらしい。リフトはやっぱ乗るときより降りるときが問題だよね。降り口に人がいないことを祈りつつ…、って当然転んだけどね。降りれなくてそのまま戻るよりはいいとしよう。今度は両足をセットしてサイドスリップの練習。ここでも友達がやたら褒めてくれる。どうやら飲込みがいいらしい?
しかしここで問題発生。ブーツの圧迫で足の甲のあたりが非常に痛い。最初からかなり窮屈感があったけどそのうち慣れるかと思ったら我慢できないほどに…。「ブーツが合わないのかなぁ…」と友達も首を捻る。我慢してなんとかレストハウスまでたどり着きとりあえずブーツを脱いだ。「もしかして靴下履きすぎなんじゃねぇ?」靴下は厚手のものと妹に聞いたので、薄手の靴下の上からサッカーソックスを履いてたんだけど、サッカーソックスを脱いでみた。「あ、痛くねぇ。」って、そういうオチかい!TAKANO復活。
またリフトで登って、再度サイドスリップをやりなおし。でも、友達の説明がなんかさっきと違う。混乱してコケた。


俺「ひょっとして俺にターンさせようとしてる?」


友達「うん、ターンさせてぇ。お前できそうな気がする。」


ターンは最初恐くて後体重になって転ぶ。という説明そのままの転びを繰り返す。むぅ、ターンは度胸か…。今度は別なリフトでちょいなだらかなコースへ。お!結構空いてる!ここなら怖がらずに練習できそうだ。お…、おっ…、なんか俺曲れてんじゃねぇ?!自分の意思で障害物(他人)を避けれたことにちょっと感動。ターンのコツもつかみかけてきたか?…。そんな中、一緒だった1人がチケットホルダーを落してしまったたらしく板を担いでコースを戻り出し、他の2人もそれを追った。でもターンができそうなことに夢中な俺はひたすら下へ。見捨ててゴメン…。ちなみに結局彼のホルダーは見つからなかった…。
なんとなくターンの形になってない?と聞いたら、「S字」になってるから、ちゃんと「Cターン」にならなきゃダメですと。それならと気合いを入れて挑戦…、おぉ!俺今できたよね!?フロントサイドのCターンに成功。じゃぁ今度はバックサイドと挑戦したけど、どうもターンの後にブレーキになってしまう。それでも十分すごいことらしく驚く友達。


友達「お前すごいけど、なんか逆に面白くねぇ!」


やっぱ笑いがないとダメなんですか…_| ̄|○
3時間くらい滑って本日は終了。おぉ、膝が笑ってるぜ…。なんか初めて「自分で滑ってる」って感覚が味わえて面白かった。念願の(?!)逆エッジも体験できたしね。
もどってきてから飲み屋で反省会。また誘ったら来る?って聞かれてOKを出したら、早速次回の予定を入れられました。でも楽しくなってきたぞ。

*1:2回は小学校のスキー教室。1回は大学1年の時。

*2:夏休みに南半球までボードしに行った奴もいたなぁ…

*3:2年くらい前から飲み会の度に言うんだもの

*4:箕輪では町民スキー教室があったんだけど、強風でひどかったらしい。